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vol.5『くまぬいぐるみ本~移行対象としてのぬいぐるみ~』
vol.5『くまぬいぐるみ本~移行対象としてのぬいぐるみ~』

vol.5『くまぬいぐるみ本~移行対象としてのぬいぐるみ~』

くむ組む

@kum_kum

発行日

12/30/2014

初頒布イベント

年齢指定

全年齢

判型サイズ

A5

ページ数

20

頒布価格

300

私はくまのぬいぐるみが、大好きです。でも、くまのぬいぐるみって、よく考えてみると不思議な存在なのです。
まず、実際の熊は怖いのに、どうしてくまのぬいぐるみはかわいいのでしょうか。
テディベアには歴史があります。ぬいぐるみの中でも、キングオブぬいぐるみです。テディベアの歴史を調べてみると、一度発表したにもかかわらず再度書き直されたくまの絵から、テディベアが誕生し、かわいいくまのぬいぐるみの歴史が始まったことが分かります。
小さな子どもは、母親から離れる過程で、シーツや毛布、ぬいぐるみ等に執着する時期があると言われています。例えば、スヌーピーのキャラクターであるライナスがいつも毛布を持っているように。この肌身離さず持って、抱きしめたり握りしめたりする、特別な愛着を持つ対象物について、心理学では移行対象と呼ばれています。移行対象という概念には、主観的(イメージを膨らませて生命を持っているかのように感じる)と客観的(実際には無生物で動かない)という二面性があります。その概念から見た時、例えば子どもが成長した際に、移行対象として"キャラクター"のくまのぬいぐるみを持っていた場合、どのようなことを思うのでしょうか。
くまのぬいぐるみについて調べていくと、さまざまな不思議な二面性が見えてきました。そんな、くまのぬいぐるみを今回は取り上げます。
■テディベアの起源に、怖い熊がかわいいくまに変わる転換点があった。
■移行対象という概念から、ぬいぐるみを考えてみる。
■移行対象として、くまのぬいぐるみはとてもぴったり。
■キャラクターと移行対象の関係~リラックマは安心感を引き継いだキャラクター
■キャラクターと移行対象の関係~客観的に描かれたグル~ミ~
■ぬいぐるみが好きな人にぜひ読んでほしい本~ぬいぐるみさんとの暮らし方

に公開

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クムという人が、気になったことをまとめてくむ組むして、冊子を作っています。

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